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グローバル資本主義の危機-「開かれた社会」を求めて-
開かれた社会(Open Society)がカール・ポパー(Karl Popper)によって提唱されたのは、第二次世界大戦間近の1937年頃のこと。
その頃、世界は恐慌の只中にあり、各国はブロック経済によって生き残りを計っていました。ただブロック経済がそれを行っていた先進諸国に利益をもたらしたかというと、そうではなく実際は経済不況による社会不安を数多く生み出していました。
カール・ポパー(Karl Popper)の『開かれた社会とその敵』は、そんな社会に対する批判という意味あいもあったと思います。
ですが彼のこの論文は、その後の世界に大きな影響を与え、戦後社会の構築における青写真になったことは疑いようもありません。
現代のグローバリゼーションはポパーの生きた時代を起点とし、進展していっています。
しかし、そんなグローバリゼーションの寵児であり、ポパーの一番の愛弟子とも呼べるソロス氏はこの社会が脆弱であり、限りなく不安定なものであると主張しています。
勿論、世界の未来を完全にわかっている人などいません。
でも世界的な投機家であり、グローバル社会を一番利用して億万長者になったソロス氏の言葉は重く、そして今後の世界に警鐘を鳴らしているようにも思います。
本書はソロス氏が好きな人、嫌いな人によって違った見方ができるでしょう。しかし、この本を読んでみて、貴方なりに世界の未来を予想してみるのも面白いかもしれませんね。


グローバル資本主義の危機―「開かれた社会」を求めて グローバル資本主義の危機―「開かれた社会」を求めて
ジョージ ソロス (1999/01)
日本経済新聞社

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テーマ:経済 - ジャンル:政治・経済

鳥インフルエンザの処置
鳥インフルエンザ:宮崎・新富で鶏23羽死ぬ 感染の疑い

宮崎県新富町の養鶏場で30日、採卵用の鶏23羽が死んでいるのが見つかった。県が簡易検査で、13羽中7羽で鳥インフルエンザの陽性反応が出ており、高病原性鳥インフルエンザに感染した疑いが強いと見て調べている。今月に入って高病原性鳥インフルエンザは宮崎県清武町、日向市(いずれもH5N1型)と岡山県高梁市で発生しており、関連性も調べる。新富町は清武町と日向市の中間に位置し、県内でも有数の産地。

農林水産省に入った連絡によると、この養鶏場では採卵用鶏約9万3000羽を一つの鶏舎で飼っている。この養鶏場の鶏は隔離され、周辺約100農場(約350万羽)にも移動自粛要請がされている。

今後、分離したウイルスを動物衛生研究所(茨城県つくば市)で病性鑑定する。
一方、高梁市川上町の養鶏場「橋本農場」で採卵用の63羽が高病原性鳥インフルエンザで死んだ問題で、同省は30日、鶏から分離したH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが「強毒型だった」と発表した。宮崎県で相次いで発生し、アジアを中心に猛威を振るっているウイルス(H5N1型)と同じ型かは31日にも判明する予定。【北川仁士】

毎日新聞 2007年1月30日 20時15分



鳥インフルエンザの発見は養鶏業者にとっては不幸以外の何者でもありませんが、早期発見され、それが適正に処理されるということは、行政がしっかりと機能している証拠とも言えます。
中には牛肉偽装事件のように、産地を偽り補助金を受け取る畜産業者もいるでしょうが、日本の養鶏業者は概ね外食産業とのフランチャイズと個別契約しているため、産地偽装はし難いという特色があります。
今後も行政と畜産業者が協力し合い、食生活の安全が保証されると良いですね。

テーマ:雑記 - ジャンル:政治・経済

100円ショップの問題
100円ショップというのは最近私も大いに利用しています。
何でも100円というのは、貧乏性の私にとって大変魅力的な言葉に聞こえるのです。
実際、100円ショップに行くと「え、こんなものも100円なの?!」と驚くものが数多くあります。(※そして私はその「これも100円?!」と驚いた土鍋を買ってしまいました^^;)

しかし、この100円ショップ。
実は意外な落とし穴があるのです。

まず、100円ショップで売られているものの大半が中国製です。
人件費が安い中国では、安価な商品が大量に作れるという強みがあります。
しかし、安全基準などは日本よりも甘く、そのためプラスチックが再利用できないものがあったり、または燃やすと有害なガスが発生するものを使っていたりすることもあります。
そのためゴミを分別する際、100円ショップで購入したものは、さらに分別しなければならないという手間もあります。
また、安かろう悪かろうのため、物持ちが悪いということ。
100円ショップで売られているものの大半が、大量に箱買いされたものなので、食品などは賞味期限ギリギリで販売されていたりすることがあります。
普通、コンビニなどでは賞味期限15日以内の油脂製品は除去するという決まりがあったりするのですが、100円ショップでは賞味期限1日前とか、かなりヤバイ商品が並んでいたりします(汗

あと最後になりますが、こうした安い中国製ばかりに頼りすぎると、日本の産業はいずれ廃れてしまうな、という気がします。
そんなこと言っても日本は人件費が高い!だから海外で作らせたほうが利口さ!……という人もいると思います。
でも、いざ何かが起きた時、日本では何も生産できないという事態が起きてからでは遅いのではないのでしょうか?
これは食料品にも言えることですが、安価だから楽だからという理由で気軽に外国製を頼るのも危険だと思うのです。

テーマ:日本の未来 - ジャンル:政治・経済

もったいない…
【韓国】 豊漁で価格低下に怒り…ソウルで魚ばらまく養殖業者「今後も2000トンばらまく」[11/23]
ソウルで、魚業関係者が抗議デモを行い、大量の魚を街なかでばらまきました。怒って魚をばらまいているのは、韓国の養殖業者の団体です。今年は、コノシロが取れすぎているうえに、養殖ものの出荷も増加し、価格が下落しています。この団体は、「価格が下落したのは、政府が何もしないからだ」として、過激な行動に出ました。養殖業者らは、「政府が対策に乗り出さない限り、今後も2000トンのコノシロをソウル市内でばらまく」と話しています。

ANN NEWSより引用
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だいぶ昔のニュースですが勿体無いとしか言い様のない出来事です。
ただでさえ水産資源は枯渇していて、そのため領海問題が深刻化しているというのに、
もちろん「魚の値段が下落しすぎて生活できないから、何とかしてくれ!」という養殖団体の言い分もわかります。
しかし、魚をばら撒くという行為は如何なものでしょう。
食糧事情に苦しむ国の人が見れば、さぞ憤慨する出来事に違いありません。
韓国の漁業関係者が二度とこのような行いをしないよう願います。

テーマ:韓国 - ジャンル:海外情報

オリエントとギリシャの関係
アレクサンドロス大王のことを知らない人はいないと思います。
わずか二十代の若さでペルシア帝国を征服し、ギリシャの覇権をインダス河流域まで拡大させた彼は、古代史で一、二を争うほど偉大な指導者とも言えるでしょう。
ギリシャを征服し、世界帝国を築き上げたローマ人でさえ、彼の偉業には敬意を払っていました。

ですが見方を変えてみれば、彼は野蛮な征服者とも呼べるかもしれません。
まず当時、文明の中心はあくまでメソポタミアを支配するペルシアにありました。
経済的にも文化的にもペルシアは、ギリシャのそれを圧倒しており、ペルシア人から見ればギリシャ人は野蛮人の群れにしか過ぎませんでした。その証拠にギリシャの知識人と呼ばれる人のほとんどが、実はギリシャで学んだ人ではなく、ペルシアに留学経験がある人たちだったのです。(※たとえば、アレクサンドロスの家庭教師だったあのアリストテレスもペルシアに留学した一人です。)
そんなペルシアから見ればアレクサンドロスの率いるギリシャ軍は、さぞ野蛮な群れに映ったことでしょう。
しかし、映画『アレキサンダー』での描かれ方でもそうですが、多くのヨーロッパ人は「野蛮なのはペルシア人。アレクサンドロスは文化の無いペルシアにヘレニズム文化を伝えた」というイメージを持っています。
(※ラストシーンで「文化人でない人に文化を教えるほど無駄なことは無い」と言った主旨の台詞をアンソニー・ホプキンス演じるプトレマイオスが吐きますね。あれがヨーロッパ人の抱く中東に対する印象だったりします)

ただ、実際は起こった出来事はまるで逆で、ペルシアを征服したはずのギリシャ人たちは、その後被征服民であるペルシア人たちから多くのことを学んでいくことになります。
たとえば、王を中心とした中央集権のシステム。
アレクサンドロスもそうですが彼の後継者となったセレウコス朝やリュマイコス朝も、このオリエントの支配形式を真似していくことになります。
また芸術などの面でもギリシャ人たちはオリエントの影響を受けることになりました。
しかし、現在巷に流れている歴史本のほとんどが西洋寄りの視点で語られており、こういったことは、ほとんど書かれていません。
ですが本書では、そういったオリエントとギリシャの関係がしっかりと書かれています。


アレクサンドロスの征服と神話 アレクサンドロスの征服と神話
森谷 公俊 (2007/01/18)
講談社

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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

戦術のテクノロジー
戦術のテクノロジーというコラム(?)をenjoy koreaで書いています。
もともとは、韓国の方と歴史を学ぶことの大切さを共感するために書き出したものでした。
「歴史を学ぶという事は自国に誇りを持つためだ」と主張する人も多いですけど、人や国が生き残るためにどのような知恵がうまれ、それがどのように成されたのか、ということを知るのも歴史を学ぶことの意義の一つだと思います。
幸いなことに、このシリーズは多くの方から支持いただきました。
私の文章は正直自分が読んでいても拙いんですが、それでも読んでくれる方がいるというのは本当に嬉しいことですね。






第一回【ファランクス】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1645301
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1645301
第二回【サラミスの海戦】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1645438
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1645438
第三回【カンネエの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1645857
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1645857
第四回【ザマの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1646393
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1646393
第五回【弓騎兵】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1646953
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1646953
第六回【ガウガメラの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1648276
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1648276
第七回【マニプルス戦術】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1649643
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1649643
第八回【アレシア攻防戦】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1650228
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1650228
第九回【ファルサルスの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1654943
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1654943
第十回【タプソスの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1655959
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1655959
第十一回【リーグニッツの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1687354
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1687354
第十二回【アウステルリッツの戦い】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1690727
http://enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1690727
第十三回【最後の真のローマ人】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1801658
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1801658
第十四回【ペロポネソス戦争】
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1802213
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1802213
番外編【アブキール湾の海戦】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1647843
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1647843
番外編2【トラファルガー海戦】
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1650939
http://bbs.enjoyjapan.naver.com/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1650939

テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

空の帝国アメリカの20世紀
『空の帝国アメリカの20世紀』という本を読んだせいか、最近少しアメリカに嵌り気味です。
この本にはアメリカがどのようにして覇権国家になっていったのかが書かれています。

暗く湿った塹壕を巡っての戦いとなった第一次世界大戦において航空機は、人々に一条の光を灯すような存在でした。毒ガスに怯え、砲弾に怯えながらも塹壕に身を潜める人々にとって、空を自由に駆け巡る航空機は、さながら中世騎士物語に出てくる騎士のように見えたのでしょう。
戦後、航空業界は発展し、1927年にはパンナムの愛称で知られるPan American World Airways(パンアメリカン航空)が誕生します。
初の航空便、大西洋横断なども行われ、人やモノが海や陸路だけではなく、空のルートを通って行き交うようになりました。
しかし、その空の覇権を握るためにアメリカは「より効率的な」航空機の軍事利用を考えていました。
第二次世界大戦中、カーティス・ルメイ(Curtis LeMay)が考案し、実行された東京大空襲。
またはベトナム戦争における枯葉剤作戦。
現在においてもテロリズムとの戦いと称して空からの無差別攻撃は行われています。
戦争に関係する軍や施設だけではなく、無関係な一般市民さえも巻き添えにするアメリカの空爆は残虐な暴力の象徴にもなりました。

本書ではその経緯が丁寧に順を追って書かれています。
(amazonのレビューでは酷い言われようですが^^;)
アメリカの歴史を軽く復習してみたい方には、うってつけの本だと思います。



空の帝国 アメリカの20世紀 空の帝国 アメリカの20世紀
生井 英考 (2006/11/15)
講談社

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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

ブログを開設してみました・・・
私にとっては「日記のようなもの?」というイメージがあるブログ。
あらゆることが長続きしない私にとっては、どうも続きそうにないなあ…と敬遠していたのですけど、先日知人が書いているブログを見て、自分でも作ってみようと思いました。
例によって長続きしないかもしれませんけど(^^;
ただ、会社のイメージ造りやビジネスのために、このブログを作成するのでは無く、あくまで個人的な感想や日々起こった出来事を綴るだけのものですから。
ある程度は気軽ですね。
そして、読んでいただく方にも、そのことを留意して読んでいただければ幸いです。

テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記



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