FC2ブログ
you_no studying
このブログは私you_noが日々勉強になったこと、或いは興味があったことを掲載していくブログです。
プロフィール

you_no

Author:you_no

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゾロアスター教について① アーリア人たちの信仰
ゾロアスター教(Zoroastrianism)について知っている方は日本では少ないと思います。
古代イランを起源とする善悪二元論を展開する世界最古の一神教。ペルシア帝国などで浸透し、隆盛を誇ったこの宗教は、しかし新興のイスラム教やキリスト教に押され、現在ではごくわずかな人しか信仰しない宗教になっています。
(※ゾロアスター教の信者として有名なのが、タタ(Tata)などのインドの財閥や経済人などです。彼らはパルシーと呼ばれ、ヒンズー教徒やイスラム教徒とも違う生き方を行っています)
純粋に光を生み出す象徴として火を崇拝するため、拝火教とも呼ばれます。
ちなみに、ニーチェが「ツァラストラはかく語りき(Also sprach Zarathustra)」でゾロアスター教を紹介していますが、彼の語るゾロアスター教とイランで実際に信仰されていたゾロアスター教とはだいぶ違います。ニーチェは著作で「ゾロアスターは神を否定した」としていますが、ゾロアスターは神を否定していません。むしろ神を熱烈に崇拝するよう薦めています。

さて、今回はこのゾロアスター教についてお話しましょう。

ゾロアスター教の教祖であるゾロアスターは紀元前15世紀から紀元前13世紀に生まれたと言われています。
この頃、イランではアーリア人によって持ち込まれたヴェーダの神々が信仰されていました。
でも、ヴェーダの神々と呼ばれても、どんな神様なんだかわからない??、という人が多いと思います。
ヒンズー教徒の間では一般的な神様なんですが、日本や韓国では名前が変わっているため、あまり知名度がないことは事実です。
でも、ヴェーダの神様は日本でも韓国でもかなり古くから知れ渡っている神様です。
たとえば、インドラ(Indra)。あれがヴェーダの神です。仏教では帝釈天と翻訳されています。この神様は、ヴェーダの信仰における雷の神様です。
または、ミトラ(Mitra)。彼は日本や韓国では弥勒菩薩として信仰されています。
弥勒菩薩は法隆寺に行けば見ることが出来ますし、帝釈天にしても東京の題経寺の別名にもなっていますね。(※また韓国でも仏国寺に行くとインドラが祀られています)
普段はあまり目につかない神様かもしれませんが、古今東西で信仰されていたのが、このヴェーダの神様なのです。
そして、こういった神様たちを信仰していたのが、古代イランの社会でした。

さて、このヴェーダの神様たちは大きく分けて二つのグループに分かれます。
まずは雷の神様インドラを中心としたダエーワ神軍。
こちらの神様たちは、どちらかというと戦争の神様たちです。
荒々しく、残虐なことを好む彼らは、アーリア人の移動と共に主にインド方面で信仰されるようになりました。これはアーリア人が征服民族だったことと深く関係していると思われます。アーリア人たちは戦争を好む神々を中心に信仰し、自分たちの侵略戦争を正当化しながら、土着のドピラタ人が住むインドを侵略していったと考えられます。
次のグループが水の神ヴァルナや司法の神ミスラを中心とするアフラ神軍。彼らはどちらかというと内政の神様です。
ダエーワ神軍、アフラ神軍、どちらも実は同じ信仰系譜に属する神々で、古代アーリア人たちは両方とも敬っていました。
しかし、イランで主に信仰されるようになったのは、このアフラ神軍でした。
(続く)
Faravahar.png

スポンサーサイト

テーマ:◆◆雑学◆◆ - ジャンル:学問・文化・芸術

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://epimetheus07.blog91.fc2.com/tb.php/9-adeb7594
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。